本来の仕事に集中したい

知っておきたい人材サービスの話

忙しさ緩和のために選ぶSES契約

IT業界で働くエンジニアは、忙しさに苛まれて疲れてしまうことも多い。
開発に携わっているときには開発速度を求められ、サービスエンジニアをしているときには24時間、土日も気にせずに顧客対応ができなればならないのだ。

その状況から脱却するための方法として、SES契約をして働く方法を選ぶことができる。
SES契約では仕事の発注を行っている企業からの直接的な業務命令を受けることはなく、契約時点で定められた枠内で仕事ができるのが特徴だ。
そのため、予め残業や土日勤務などをなくした契約をしておくことで忙しさを緩和することができる。
業務内容についても定めておけることから、内容的にも負担を軽減することは難しくない。
全ては発注先との交渉によって決められることになる。

SES契約で働くときには、フリーランスとなる道を選ぶことが可能だ。
しかし、さらに仕事の軽減を行いたいと考えたら、人材サービスを利用するに越したことはないだろう。
実質的には現場で行う仕事内容に大きな違いはないものの、その周辺の仕事に大きな差があるからである。
フリーランスの場合には、個人事業主として税金を納めなければならず、確定申告をしなければならない。
慣れていない場合には確定申告の業務負担は大きく、年度末の忙しさを加速させてしまうことになりかねないのである。
そのことを考慮すると、人材サービスに登録して発注先との契約を結ぶようにするのが望ましく、税金などは全て登録先の会社に行ってもらうことができる。